当主
獅子
すいば30
五月五日は祭です。
今宮のお出で祭。 我が家の前を神輿が通ります。



なかでも獅子舞は人気です^^


昭和30年代の我が家の写真、祖父母も健在でした^^

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花王と呼ばれる牡丹も盛り。 こんな伝説を思い起こしました。


中国の伝説上の猛禽(もうきん)・獅子にもたった一つ弱点があった。 その体内には『獅子身中 (しししんちゅう)の虫』と呼ばれる虫がいて、寄生している獅子の肉を食い、終には倒してしまうといわれるのだ。 だが、その寄生虫は牡丹の花から滴り落ちる樹液で死ぬ。 だから獅子は、牡丹の花の下にゐる。
『梵網経』というお経のなかに「師子身中の虫、自ら師子の肉を食う」というたとえがあります。師子とは獅子。 仏弟子の中にもこの虫のような者がいて、仏教徒の顔をしながら、実は仏法を破っていると、警告しているのです。 転じて味方でありながら内部から禍をもたらしたり恩を仇で返すこと、これが「獅子身中の虫」という諺になった。 団体やグループなどで味方のような顔をしながら内部から禍を発生させる者、恩を仇で返す者、裏切り者を指す。 百獣の王といわれるライオンでも、内部からの禍はおそろしいということです。 いますよねぇ、日本に住みながら日本人の悪口ばかり言ってる人。。。

最近は何か調べごとのあるときnetで調べることができ、とても便利ですよね。
ところが「唐獅子牡丹」なんてnet検索すると、獅子は牡丹の花を喰って生きているとかデタラメな記述が氾濫しています。
そこで必要になるのが裏付け調査です。
この場合、「獅子身中の虫」という諺を調べれば一目瞭然です。
もし獅子が牡丹の花を喰う生き物なら、狩野派の絵画などに必ずその絵が残っているはずです。百獣の王が花王を豪快に食いちぎるイメージはある意味、似合ってると思うかもしれませんが、日本の絵画史に残されていないという知識も必要ですよね。