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やすらへ花や

すいば25


 幼い頃から慣れ親しんできたものって心に残るもの。 「やすらいさん」って地元では親しみを込めて呼ぶんです、この祭の名。

花や咲きたる やすらい花や〜 ♪

京の春祭のさきがけとして行われ、やすらい祭の日が晴れれば、その年の京都の祭はすべて晴れとなり、雨ならばすべて雨が降るとの言い伝えも残っているほど。 ここ紫野(むらさきの)の氏子町内を直径約2mの長柄の風流傘を押し立てた行列が練り歩き、列の中心は赤や黒の飾り髪を振り乱した鬼たちで鉦(かね)や太鼓を打ち鳴らして舞い踊る。

これは一つの行列でなく何組もがそれぞれ別のコースを巡る。

だから近隣をうろうろしていると何組もの風流傘と出会うことがある。



伝統を受け継ぐ子らは頼もしい限り。

ちゃんと休憩時間もあるんですよ^^


囃子(はやし)で疫病神を踊りの中にまき込んで鎮め、辻々で氏子たちはこの「花傘」の中に入り悪霊を取り去って疫病にかからず、疫神はそのまま神社に封じ込めると言い伝わる。

祭の名は、踊りの歌のなかで繰り返されるこの囃子詞(はやしことば)からきた。 「やすらヘ花や(花よ、散らずに残れ)」と唱えたのが訛った「やすらい」とは「安居(やすらゐ)」であるという。 康保二年(九六五)に京で発生した大水害の後、流行した疫病を鎮めるため勅命により玄武神社(げんぶじんじゃ)で行ったのが始まりらしい。


  春になり暖かくなりだすと、花とともに埃や細菌が飛び散る疫病の時期が近づく。 「やすらい花」は名前のごとくその主役は花で、花の精の力によって疫病神を封じ込めるために行われたもの。疫病の季節への移ろいを止めたいという願いなのである。 なんとこれ、京都三大奇祭の一とされ国の重要無形民族文化財に指定されてるんです。 美しい桜はいついつまでも散らずにいてほしいものですね。


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