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宮び

すいば19


『鄙(ひな)ぶ』の対義語が『都ぶ』。

『俚(さと)ぶ』の対義語が『宮ぶ』。 「田舎びる」とは反対の「都風なやんごとなき風情」の意で『雅(みやび)』の語源です。


「洛中洛外図屏風」というものをご存知かと思います。

六曲一双形式で右隻に京都東方面、左隻に京都西方面が鳥瞰図として描かれたものです。


このゑとの(近衛殿)と書かれた場所がある。 摂関家の筆頭である近衛家の屋敷。 近衛邸は、もと近衛室町の東にあったが、室町時代には上立売小川の東に所在した。 邸内の糸桜は有名で、足利義満もその苗を所望したと伝わる。屏風に、その糸桜も見える。

 室町幕府の「花の御所」と呼ばれた庭の主役は近衛邸から譲られた糸桜であったという。

「糸桜」ってどんな桜なんだろか? 見つけましたヨ!

京都御苑、近衛邸跡近衛池のほとりに咲き誇っていました。

快晴の中、満開でした。


室町幕府の遺構は京都の街には今はもう何も存在しない。


 歴史の多くは儚く消え去っても、糸桜は枝垂れなのに京都でも早咲き。 この生命力こそ「京都」のそして「宮び」の象徴ではないでしょうか。



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