出を待つ 〜時代祭

すいば73 延暦13年(794)に桓武天皇が京都に都を移した10月22日は「京都の誕生日」とも言われ、例年、時代祭の行列が催行される日となる。京都三大祭りの一である。 京都市民による氏子組織「平安講社」主催で約2千人が各時代の装束を纏い行列する。 しかし今年は、天皇陛下即位の「即位礼正殿の儀」があり、このため平安講社の協議の結果、「祝意と敬意を表するため」として最も近い土曜日10月26日に順延された。 10月22日という日は休日と重なり難いのですが今年は珍しく休日に当たった。 ですが、伏見まで用事があったので、行列参加者が11時の御所集合に合わせて装束を身に纏って平安神宮から御所までの移動の最中と出会した。 観覧席はまだ誰もいません。アマチュアカメラマンはもうぎっしりでした。 移動だから丸太町通はクルマが優先。行列の進行方向は本番の逆。 正午からが本番。この移動はいわば「出を待つ」予行演習とでもいいましょうか。 #時代祭 #京都御所 #京都三大祭

火の粉舞う〜鞍馬の火祭

すいば72 10月22日は「即位礼正殿の儀の行われる日」で、今年限定の「国民の祝日」です。 京都では例年、京都三大祭「時代祭」の日として知られています。 同じ日の夜、もう一つ趣の違う火祭があり、京都三大奇祭の一つに挙げられます。 (今年は即位礼と重なるため時代祭は26日に変更され、火祭は22日のまま。) 所は鞍馬山麓の鞍馬川沿いにひらけた集落、鞍馬の山門と考えてください。 とにかく狭い川沿いの道は群集で埋まります。 当日5時以降、鞍馬さんの入口より中へは立入禁止になります。 由岐(ゆき)神社が鞍馬寺の山門の中にあるためで、だから祭も「鞍馬の火祭」と呼ぶ。 由岐神社拝殿は重要文化財の割拝殿という様式で、中央に通る石段の上に樹齢800年、樹高53mの御神木大杉を仰ぎ見る。御神木は『大杉さん』と親しまれ心願成就とされる。 祭のおこりは、平安中期、平将門の乱や大地震など動乱や天変地異が相次いだため、天慶3年(940)、世の平安を願い朱雀天皇の詔で内裏に祀る由岐明神を都の北・鞍馬に遷宮することで北の鎮めとした。その時、松明・神道具などを携えた行列が十町(約1Km)に及び、感激した鞍馬の民が由岐明神の霊験と儀式を後世に伝え遺そうと守ってきたのがこの祭。 大松明は、大きな物は重さが100kg前後あるそうです。地元の躑躅の枝(しば)を剪定し藤蔓で束ねて各家が作成するもので、その柴の中に松の割木が豪快に突っ込んであります。 各家には提灯に火が灯され篝火が焚かれ、薪と火消し用の桶が置かれている。 こんな町全体で祭を盛り上げるところも今時珍しくなった。 祇園祭のように屏風や鎧が飾られ格子戸が開放され