風の色

すいば57 気温36℃の真夏日です。 智積院(ちしゃくいん)にいました。 真言宗智山派の総本山で広大な敷地のお寺です。 五月の風に五色幕が大きく波打っています。 風が心地よいです。 近くで見ると幔幕に地紋が織り込まれています。 五色幕の色は、「五つの智慧(ちえ)」をあらわしているそうです。 仏教でいう「智慧」とは、知識のことではなく次から次にあふれてくる人間の欲望をむなしいものだと知り、物事をありのままに正しく見つめていくことを「智慧」というそうです。 ◆青(翠)……「成所作智(じょうしょさち)」 (あらゆるものを完成に導く智慧) ◆白……「平等性智(びょうどうしょうち)」 (すべてのものが平等であることを知る智慧) ◆赤……「法界体性智(ほっかいたいしょうち)」 (物事の本質を明らかにする智慧) ◆黄……「大円鏡智(だいえんきょうち)」 (鏡のように、すべてを差別なく見ることのできる智慧) ◆黒(紫)……「妙観察智(みょうかんざっち)」 (平等でも、それぞれ違うものであることを知る智慧) 私たちが織物の古典文様を作る場合も、この五色が基本と教わっています。 #智積院 #五色幕

平等院に樹齢280年と言われる見事な藤棚があります。 「砂ずりの藤」とも呼ばれています。 芳しい香りを漂わせる花越しに国宝の鳳凰堂が望めるのが魅力です。

端午

今日5月5日は「こどもの日」。 この日はもともと端午の節句に当たります。 軒菖蒲ってご存知ですか?

令和の薫風

すいば54 いよいよ平成から令和へと時代は変わりました。 十連休の間の天候は不思議ですよね。 暑いほどの夏日の晴天から始まり、処によっては雪が降ったり雷雨だったり大雨だったり、晴も曇もある記憶に残る全天候型の連休です。 また前(さき)の平成の時と違い天皇さまがご健在のままの改元ですので、おめでたい気持ちで新しい年を祝えました。 私の住まいする京都市の上京区(かみぎょうく)は、今年140年を迎えました。 その歴史は古く、平安時代末期頃から京都の町を南北に分けた上辺(かみわたり)、下辺(しもわたり)の表現が用いられるようになり、中世以降、上京・下京となったそうです。 明治元年には、上京、下京を上大組、下大組と称し、明治12年、「郡区町村編成法」により京都を2区に分けて上京区、下京区が編成されました。 つまり現在11ある京都市の区で、上京区は下京区と並び最も古い区であるのです。 上京には有名な建造物も多々残りますが、今朝は京都御苑を目指しました。 拾翠亭(しゅうすいてい九條家遺構)です。 勾玉の形をした九條池に架かる高倉橋を臨みます。 そのまま閑院宮(かんいんのみや)邸跡にも行きました。 床に映る青葉も美しい。 じっと座っているより広い御苑内を歩く方が私は癒されます。 若葉や青葉の香りを含んだ穏やかな風。 薫風(くんぷう)を感じました。 真新しい令和の息吹のような気がしました。 帰り道は 表と裏の千家さん前を通りました。 #令和 #京都御苑 #上京区 #千家 #拾翠亭 #閑院宮邸跡