一条の帯  それは絵巻物

日本最古の作り物語「竹取物語」

幼い頃だれもが語り聞かされた

月の光のように懐かしいこの物語は

大人になってから読み直すと

笑いと夢に織りなされた 人の世のえも云われぬ哀れ深さがあります

​月の光をテーマに「いかぐ生繭糸」という極めて光沢のよい絹糸を使用して全通袋帯を制作いたしました

「竹取物語」の最も古い原型は近江風土記の伊香小江(いかごのおえ)と伝わります。
奇しくも場所を同じくして平安時代より古くから伝わる極上生糸と出会うことになり、
袋帯全通「竹取物語」は誕生いたしました。
いかぐ生繭糸は琵琶湖の北、賤ヶ岳から湧き出る上質の水で生糸を取ることと材料になる繭は弾力性に富む「春繭(はるこ)」限定です。
しかも繭を乾燥させることなく生挽(なまび)きすることにより繭に含まれるセリシンという成分が保たれ上質で艶のある生糸が誕生するのです。
袋帯全通「竹取物語」の地色は丁子色のみです。
ただし上述の極太で光沢の優れたいかぐ生繭糸や百色以上の絹糸、本金箔で織り上げられております。
​一条の帯に15もの場面(文様)を詰め込んだ贅沢な織り上がりになっております。
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